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男はつらいよ 寅次郎の青春

『金曜寅さん』に嵌ってWOWOWを継続中なのでありんす。

当初は1月いっぱいで止めるつもりだったんだけれど、

『金曜寅さん』が面白くて待ち遠しいかぎりになってもうたがね。


昨夜の「男はつらいよ 寅次郎の青春」はシリーズ第45作目の、

宮崎が舞台の物語で寅次郎と満男の失恋?ストーリー的なお話でした。


寅次郎は、宮崎のとある港町の理髪店の女主人・蝶子と偶然会って恋が始まる・・・

とは言っても、いつもの何故か相手の女性の方から好きになられるパターンだ。

寅さん・渥美清は、決して顔でモテルタイプではないんだけれども、

やはり、人柄・人情の厚さからくるのが大でしょうね。


今回マドンナ役の風吹ジュンは、

理髪店の女主人で 、”ひょっこり現れた男 ”を秘かに待つという

寂しくも強い女を演じています。

そこへいつもの様にひょっこり現れる寅さんに惚れない訳がないですな。

「雨宿り」のつもりが、「一晩だけの泊り」になり、

街を案内してもらっている時に、いつものパターンではあるけれど、

泉ちゃんと偶然会ってしまうんですね。


泉ちゃん・後藤久美子は、友達の結婚式に出席のため宮崎に来てたんですが、

寂しさを抱えている泉ちゃんにとっては、寅さんとの再会はとても嬉しい・・・

けれども寅さんは女連れであることから遠慮して帰ろうとするし、

蝶子の方も遠慮して帰ろうとするから、

困った寅さんは、石段を踏み外し怪我をする一芝居を打って、

二人とも引き留めてしまうのである。


泉ちゃんが満男・吉岡秀隆へ電話するもんだから、

泉ちゃんで頭がいっぱいの満男は、

寅さんの見舞いを口実に泉ちゃんに会いに宮崎まで行くのである。

相変わらずよくできたお話です。

そこでお決まりの、満男まで理髪店の家に泊まることに・・・


でもでも、理髪店には女主人のカッコええ弟・永瀬正敏がおり、

泉ちゃんがその弟と親しくしているもんだからやきもちを焼いて、

ふてくされてしまうんですが、

その弟の許嫁が現れるや否や、ころっと態度を変えて上機嫌に。


そうこうするうちに、満男と泉ちゃんが東京へ帰ることになる。

その日の早朝、弟が船出するとき蝶子に、

「姉ちゃん、いっそのこと寅さんと結婚したら」って言ってることを、

窓辺でこっそり聞いていた寅さんは、

蝶子の気持ちを感じて、いつもの様に逃げ出してしまうのである。


こうして寅次郎の失恋の旅は終わるのであるが、

満男達と一緒に東京へ久しぶりに帰った寅さんは、

最初は歓迎されるが嘘の怪我がばれると、

いつもの様に一悶着が起こり、また旅に出るといういつものコース。


満男の方も、泉ちゃんがお母さんの入院のため、

会社を辞めてまで名古屋へ帰ってしまうと聞かされ、

慌てて東京駅まで見送りに行く。

うまい具合に二人は会えて最後のお別れのところ・・・


新幹線の発車のチャイムが鳴る、

けれども泉ちゃんは、一瞬、乗るのをためらう・・・

きっと満男に引き留めてもらいたかったんだろうな☆

でも、満男は「遅れるから早く乗りな」と言う。

大学生の満男には、引き留める勇気も財力も無いから仕方ないか。


いきなり泉ちゃんは満男にキスしサヨナラを告げて乗り込む。

走り去る新幹線を追う満男だが虚しいばかりだ。

こうして満男の失恋の巻も終わりとなる訳だが、

何年かしたらちゃんと大人になって、また・・・




後藤久美子は、さすがに「国民的美少女」なだけに可愛いですな。

さらに、風吹ジュンこそ永遠の少女の面影を持つ人ですね。

いくつになっても「可愛い綺麗」な人ですもん。

こんなお嫁さん欲しいですよね、世の男共!!

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